せかんどハウス〜子供の居場所作りの挑戦〜

子供の居場所づくりの挑戦記です。

海士町での衝撃

海士町・・・かいしちょう? 

いえいえ、「あまちょう」と読みます。

島根県にある離島で、地方創生の先駆け的な取り組みが注目されている町です。

取り組みの一つに、高校魅力化プロジェクトというのがあります。僕は、これに今かなり影響を受けています。

この高校魅力化プロジェクトというのは、島の唯一の高校である、島前高校を魅力化していくことを通して、人口減を食い止め、むしろ島留学してもらうことで、島を存続そして繁栄させていこうというものです。

様々な取り組みが功を奏し、現在は文科省のスーパーグローバルハイスクールにも認定されています。

僕が影響を受けているのは、島前高校そのものというよりは、そこに通う生徒を支える体制です。

具体的には、

隠岐国学習センターというものがありまして、

これはどういうものかというと、島前高校に通う生徒たちが放課後学ぶ場所なんです。

学校とも連携しながら、地域で生徒の勉強の面倒を見る取り組みです。

9月に視察に行った時、僕はその場所に、どこかあたたかさを覚え、受験だけでなく将来のことも考えさせる方針に感銘を受けました。

今の居場所づくりに大いに影響を及ぼしているところです。

その学習センターの小学校バージョンのようなものにできたらなぁと思っております。

子供にとっては、放課後宿題したりちょっとした遊びをしに来れる場所。 そして運営側は学校とも連携して、地域で子供を支えて行く。

そうすることで、子供にとっては勉強できたり居場所ができるからよくて、

忙しい親の負担も減らすことができて、家にゆとりのある空気が流れて、

子供が安心して生活できて落ち着いたり、クラス内の学力格差を縮小できれば、先生も授業をしやすくなる。

そんな地域にしていけたらと思ってます。

おしまい